こんにちは。タカオです。
先日、「ロードスター、売らない?」で書いたように、マツダロードスターに乗っている。
3代目最終形態(いわゆるNC3)だ。
2023年4月に中古で購入したから、所有して2年以上になる。

買った理由は、
「ロードスターにどうしても乗ってみたかった」
から。これ以上でも以下でもない。
そのうえで、歴代ロードスターのなかでも
NCロードスターを選んだ4つの理由と、
個体を選んだ際にこだわった4つのポイントを伝えようと思う。
これからロードスターを買おうと思っている、けど惑っている人の
購入のヒントになればうれしい。
NCロードスターを選んだ4つの理由
1.電動ハードトップモデルがある
NAでもNBでもなくNCロードスターにしたのは、この理由が大きい。
ここにこだわったのは、青空駐車であることと、防犯性を重視したから。
幌トップの青空駐車は、やはり劣化が心配だし、
ハードトップだと、車上荒らしやイタズラ(幌は切り裂かれたりするらしい)の心配がない。
2.経済事情
お金については、購入資金に加え、維持費も考慮に入れた。
まず購入資金は、200万円を上限として、なるべく年式の新しい個体を探した。
NAやNBは、経年劣化の故障による修理費が気がかり。
NDロードスターのハードトップモデルであるロードスターRFは
中古といえどまだまだ高価で手が出ないし、保険料も高くつくだろう。
また、NCロードスターは、歴代モデルの中では不人気と言われていて
玉数も多く選択肢が広い。
3.NDと比べて開放感がある
NCロードスターは、ハードトップモデルでも屋根が全開する。

一方、ロードスターRFは、タルガトップといって、オープン状態にしても頭上の部分だけが開放され、
後方部分はルーフが残っている。(RFのオープン時の画像はこちら)
また、前方のフロントガラスの方でも、NCとNDでは開放感が大きく違った。
これについては、別の機会にお伝えしたい。
4.「風は西から」のMVに惚れた
奥田民生がマツダのために作ったこの曲のMV(気になる方は→こちら)をみて、
正直、心の底から湧きたつものがあった。
特に、ダミー人形が試験場からNCロードスターで逃げ出してドライブするところ。
人形が五感で自由を感じているところにグッと来た。
この曲を流しながら、屋根をオープンしてドライブする爽快感は、
何ものにも代えがたい。
以上が、歴代のなかからNCロードスターを選んだ理由である。
しかし、NCロードスターなら何でもいいというわけじゃない。
そこで、いざ個体を選んだ際に、これだけは外せなかった4つのこだわりポイントを紹介する。
個体を選ぶ際にこだわった4つのポイント
1.ボディカラーがホワイトのNC3であること
「風は西から」のMVのロードスターが、まさに白のNC3だったから。
乗るからには、やっぱり自分がカッコイイと思える車に乗りたい。
2.シートヒーターを装備していること
ロードスターについて調べているときに、何かの記事で読んだのだが、
冬場に暖房をガンガンつけてシートヒーターをONにして、オープン状態でドライブすると、
走る温泉状態
になるらしい。これをどうしても体験してみたかった。
そして本当に走る温泉だった。
3.レカロシートであること
NC3には、純製でレカロシートを装備したモデルがある。
慢性的な腰痛持ちのオレにとって、これはどうしても外せない条件だった。

腰痛が全くない、とは言わないが、腰はかなり楽。
4.マニュアルトランスミッション(MT)であること
実は、ATにするかMTにするかでは、ずいぶん迷った。
なぜなら、30年間、1度もマニュアルを運転してこなかった
いわゆるマニュアルペーパードライバーだからだ。
当然、マニュアルの運転に(かなり)不安を感じた。
けれど結局は、
せっかくのロードスターなんだから、せっかくの人生なんだから
運転をとことん楽しめそうなMTにしないと絶対後悔する、
という欲望が不安に勝った形となった。
教習所にマニュアルのペーパードライバー講習にかよったり、
夜な夜な、練習のために人気のない道路にくり出したり、
真夜中に坂道発進の練習をして、うるさいと怒られたりした。
でも、本当にマニュアルを選んでよかったと思っている。


結局いくらかかったの?
走行距離は、中古車サイト掲載当時で84,000キロ。
バックカメラを販売店の方でDIYでつけてもらい、
整備費、陸送費(埼玉→岡山)コミコミで
1,925,000円
とてもお買い得だった。
以上が、オレがNCロードスターを購入した理由と、
こだわったポイントである。
ロードスターの購入を検討されている方の参考になればうれしい。
ロードスターについては、
これまで所有してきて思ったこと、感じたことを
売却するかどうかの結果も含めて
ちょこちょこ投稿しようと思っている。
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